太陽の光でつくる青写真~写真は化学反応で作られる~

※定員を増やしました。あと数名参加可能です。※(7月23日)

夏休みの特別ワークショップを開催します。
今回はゲストに東京藝術大学でも教えていらっしゃる写真の作家/研究者の2人をゲストに迎え、太陽の光を使った「青写真(サイアノプリント)」でオリジナルのアート作品を作ります。デジタルカメラに慣れたこどもたちにも、本来の写真現像の仕組みを簡単に体験してもらえるワークショップです。できあがりは、デルフト焼きを連想するような鮮やかなブルーと白のコントラストが美しい作品です。

サイアノプリントとは・・・?

今から150年以上前、1842年、ジョン・ハーシェルによって発明された<古典写真技法>です。とても美しい青色が特徴で、いまでも使われている写真技法の一つです。薬品が塗られた特別な用紙に太陽の光を当てて化学反応をおこし「像」を作ります。

今回のワークショップではカメラは使いません。太陽光に当てるときに、用紙の上に自分の好きなものを乗せると(草、花、自分の手、足などでも)それが紙に影を作って像になるのです。太陽の光を受けた用紙を水洗いするだけの簡単な方法で、自分だけのオリジナルのサイアノプリントが作れます。写真は化学反応によって出来るものだということを、シンプルな技法で体験してもらえたらと思います。

講師紹介

村上友重
現在は平成30年度文化庁新進芸術家海外研修制度にてアムステルダムに滞在しながら、主に「オランダの光」を研究中。写真の作品制作、発表をしています。東京藝術大学非常勤講師。www.tomoemurakami.com/

安田暁
過去のオランダの写真や絵画を参照しながら、写真を用いた作品の制作、研究のために、1年間アムステルダムに滞在しています。東京藝術大学非常勤講師、福山大学教授。www.akirayasuda.net

(本ワークショップは、運営・進行はSciNeth、指導・解説等は講師のお二人が担当します。)

太陽の光でつくる青写真 ~写真は化学反応で作られる~

日時:2019年7月31日(水) 14:00~16:00

場所:De Meent 8番ルーム

対象:5才以上(未就学児は保護者同伴でご参加ください。)

定員:15名程度 ※定員を増やしました(7月23日)

参加費:25ユーロ(参加者1人あたり。同伴・見学の家族は無料です。)
・1人3枚程度のA4サイズ青写真アートを作り、お持ち帰りいただけます。
・大人の方も参加者としてお申込みいただけます。
・(家族割引)きょうだい・親子で参加の場合は、2人目以降20ユーロとします。


申込み:
下記のフォームから必要事項を記入してお申込みください。
必ず最後に「送信」ボタンを押してください。控えがメールで届きますのでご確認ください。
(控えのメールがこない場合は、再度お申込みください)
開催3日前くらいにリマインダーメールで、持ち物などの最終的なご案内をお送りします。

注意事項:
・化学薬品が塗られた専用の紙を使います。肌荒れなど心配な方には、使い捨てビニル手袋を用意しています。
・初めての方は「Q&A」をご確認ください。
・ワークショップの様子の写真をFBなどに掲載します。希望されない方は事前にお知らせください。