4月~5月にかけて、4年半ぶりに日本へ一時帰国をしました。
コロナで日本へ気軽に帰れないこの数年、逆にオンラインでいろんな方とご一緒させていただく機会も増え、日本との新しいご縁もできました。日本環境教育フォーラム(JEEF)のジャパンGEMSセンターもその一つで、この機会に実際にお会いしたい!ということで、西日暮里にある事務所にお邪魔しましたー!
実は昨年から、JEEFの会員ページでwebコラムを連載していますが、今回は同じくコラム執筆者の手塚幸恵さんと一緒に訪問しました。(手塚さんは、小笠原諸島の父島でインタープリターとして自然ガイドや体験活動、実験教室、星空観察会などを長年されています。野外活動にとどまらない科学の視点をしっかり取り入れたプログラム作りは本当に魅力的で、私の科学コミュニケーション活動の先輩でもあります。)
GEMSセンターでは、鴨川光さんと柴原みどりさん、そしてJEEF職員の垂水恵美子さんが出迎えてくれました。オンラインで何度も顔を合わせているとはいえ、実際に会うのは「はじめまして」という、なんだか不思議な感じ(笑)でもやっぱり、リアルに会うと全然違いますね。会話の中のちょっとした一言からどんどん話が広がっていきます。
そして実は柴原さんは、オランダ領アンティル諸島で子どもの頃を過ごしたので、なんとオランダ語が話せるんです!今回、お土産にトニーズのチョコを持っていったのですが、パッケージのオランダ語もスラスラ読まれていました。(トニーズは、児童労働など強制労働力を使用しないチョコレート企業としてオランダでは有名な企業で、昨年から日本でも販売され始めています。)
せっかくGEMSセンターに来たので、GEMSのティーチャーズガイドもたくさん見せていただきました。GEMSのプログラムは、どれもとても練られていて、アメリカの学校教育の中で導入されやすいように設計されています。その日本語版ガイドはジャパンGEMSセンターで作成・出版されているのですが、分厚いたくさんのガイドの数々!そして、これを実施する人たちが、自分たちの活動現場に合わせて、アレンジしたり活用していく術や面白さを改めて感じました。
私も「秘密のレシピ」というプログラムのティーチャーズガイドを購入してきました。いつかオランダ版で実施してみたいと思います!